フットメザとは?
フットメザとは、ブラジルで生まれたサッカーゲームです。正しくは、Futebol de Mesa「机のサッカー」といいますが、略してFutmesa「フットメザ」と呼ばれています。
本国ブラジルでは、子供から大人まで、男女問わず一緒に楽しめるゲームとして広く一般的に知られています。サッカー好きであれば必ず一度は熱中した事があるというゲームで、ブラジル国内での競技者は協会登録メンバーだけでも30000人を越えます。
台上のフィールドで、選手の代わりにボタンと呼ばれる円盤を弾いてポールをドリブルしたり、パスしたりしてゴールを目指します。上級者ともなると、キーバーの頭上を越すフライショットなども使いこなします。ルールはグラウンドで行われるサッカーとほとんど同じですから、もちろんスローインあり、コーナーキックあり、PKだってあります。元サッカー日本代表監督のも、フットメザファンの一人で、フィールドを俯瞰的に捉えるトレーニングになる点など、フットメザの優位性・重要性をインタビューやその著書ジーコ自伝ー「神様」と呼ばれて(朝日新聞)にて紹介しています。詳しいルールについては、サイト内のフットメザガイドブックまたは公式ルールを参照して下さい。
私達フットメザジャパンはCBFMの承認を得た上で、初心者にも馴染みやすく、また現在ブラジルで最も成長しているという理由で12タッチルールを採用しています。
フットメザの歴史
フットメザは、子供の遊びとしてブラジルで始まりました。当時は、洋服のボタンやガラス製の時計カバーを使っていたそうです。その後、1929年にジェラルド・カルドゾ・デ・デコルト氏によって最初のルールが定められ、スポーツとしての歩みが始まりました。1988年にはCDN(ブラジルスポーツ評議会)の承認を受け、正式にスポーツとして認められるようになりました。ブラジルフットメザ協会(CBFM)は1タッチルール、3タッチルール、12タッチルールを公式ルールとしています。これまでに1タッチルール24回、3タッチルール20回、12タッチルール19回の全ブラジル大会が開催され、今日では各大会とも、ブラジル各地の予選を勝ち抜いた200人以上の選手が出場しています。現在、ブラジルには14のフットメザリーグがあり、競技人口も3万人にまで増えています。
道具も洋服のボタンに始まり、時計のカバーキャップ、その他の様々な素材へと時代と共に変化し、改良が重ねられました。現在はアクリル素材のものが最適とされています。
公式ルール
公式ルールは現在準備中です。簡単なルールについては、"ガイドブック"を参照して下さい。
ガイドブック
テクニック
テクニック
ここで述べるテクニックとは、よい戦いをするためにボトニスタが習得しなければならないすべての技術(能力)のことです。両手の使い方、ボールの支配の仕方、ゴールシュート、巧みなパス、ボールの奪い方、ボールの守り方、ゴールキックの方法、コーナーキック、強いスローインの投げ方等々です。
これらの技術・能力また基礎を習得するのにはかなりの集中した練習が必要です。子供の頃からボタンに慣れ親しんでいる人や熟練者にとっては簡単でも、初めてボタンを弾く人にはとても難しく感じるでしょう。しかし、練習の量だけで技術が身につくわけではありません。生まれ持った才能を持っている人もいれば、経験を積むことで素晴らしいボトニスタになる人もいます。
初心者は特に、忍耐力、集中力、慎重さを持ってゲーム中のプレー、一つ一つに注意を払うことが必要です。小さな間違いや不注意が試合結果を大きく左右させるからです。ボトニスタはそれぞれ得意技、戦術に匹敵する技術を持っているものです。
戦術
ここで述べる戦術とは、試合をするのに必要なそれぞれのボタンの動きと位置の組み合わせ(コンビネーション)に関する知識のことです。
フットメザは、サッカーと非常によく似たスポーツですから、サッカーと同じように戦術的なフォーメーションの取り方がとても重要です。
現在のような整備された、また攻撃的フォーメーションで高いテクニックが要求されるゲームでは、戦略的なディフェンスの位置取りの変化が重要となります。
もっとも基本的なフォーメーションは、自分の陣地内のゴールエリア近くからシュートされないように、ディフェンスのボタンをできるだけ遠くに置くことです。ゴールキーパーの位置取りも守備的布陣の上でとても大切です。
次に重要なのが、予想しないゴールを奪われないために、対戦相手を知り、学ぶことです。相手について可能な限りの情報を得て、最良の戦術で武装するのです。例えば、ロングシュートの巧い相手、細かいパス回しでシュートまで持っていく相手、サイドからの攻撃を得意とする相手、頭脳明晰ですばやく論理的に攻撃してくる相手など、このような対戦相手に合わせてディフェンス陣をしかなくてはなりません。ゴールシュートまでの道筋が明確なときでも、相手の戦術に気をつけなくてはなりません。焦らず、ゴールを奪うための最良の条件を探しましょう。ボトニスタは試合中のどんな状況にでも対応できるようでなければならないのです。
ゴールシュートとボールコントロール
ボトニスタが習得しなくてはならないもっとも重要な技術がタッチの方法です。次に必要なのが、自身の体勢のとり方(ポジショニング)です。
1-ボタンをタッチするときは、台に被さるように構えます。
2-シュートをするときは勿論のこと、ボールコントロールをするときでも、よいタッチができるように体のバランスをとります。
3-ボタンをタッチする力をコントロールします。
4-持ちやすい方法でフィッシャを持ったら、動かしたい方向にいくようにボタンの上に置きます。
ゴールシュートのチャンスがあるときは、シュートする方向を明確にしておくことです。急に方向を変えると失敗する確立は高くなり、思ったとおりのシュートは難しくなります。きちんとシュートの方向を決めることでゴールの成功確立は高くなります。
ボールコントロールは、フットメザではとても重要です。この技術がないボトニスタが良い選手になることはとても難しいことです。ゲームを支配するにも、パスをするにも、またゴールを決めるシュートをするのにも、試合のさまざまな場面で必要となります。ボトニスタはゲームをする上で知的でなければなりません。ただ単に、自分の陣地内からボールを出すのではなく、ゴールを決めるためにボールを繋ぐことを考えましょう。
ワンタッチでは到底ボールに届かないとき、タッチがうまくいかなかったときでもポジティヴに、ボタンをボールに当てることだけを考えましょう。ポジティヴであることを忘れずに。
実践することでだんだんと技術を習得するとともに、ルールやさまざまなプレーの方法などフットメザをより詳しく学んでいくことができるでしょう。一生懸命練習に取り組むことと、よい指導者につくこと、テクニックを磨くこと、また常に上を目指すことが大切です。
GOLAÇO(美しいゴール)を決めてみよう!!
ハーレー田中硬一
Halley Koichi Tanaka
